東大卒無職が9か月で公認会計士試験を突破した記録

仕事を辞めて受験専念をした東大卒が6か月で公認会計士短答式、その後3か月で論文式に挑んだ記録です。

【3か月で公認会計士試験論文式合格】全体的な勉強スケジュールと成績一覧【ゴッパチ】

5月短答式後、8月論文式試験に合格することができました。こちらでは全体的なスケジュールと模試などの成績を説明します。

 

勉強法などを参考にする際にはこちらの注意事項もご覧ください。

 

論文式の勉強時間は800時間程度

私は受験専念をしていましたので、短答式後は毎日8~10時間程度勉強していました。

短答と論文どちらがきついかという議論がよくありますが、私は短答のほうがきついと感じました。0から知識をつけなければいけないこと、論文のほうが運が絡む要素が小さいこと(記述式は実力があれば得点できるしその逆も然りなので)、短答では7割という高い得点率が要求されミスができないが論文式は素点で4~5割が合格の水準と言われているので多少のミスが許されることが理由です。

 

2022年5月(短答式)以前

3月ごろに答練や模試の点数から短答式は合格できると感じ、3月~4月中旬くらいは短答式の勉強と並行して論文式の対策をしていました。各科目の論文対策集をさらっと通読、財務理論、企業法の対策をしていました。企業法は勉強方法を完全に間違えていたため、この期間の勉強は全く持って無意味でした笑。

 

2022年5月(短答式)~2022年6月

租税法、経営学、財務理論、企業法を中心にやっていました。

5月短答後始めた租税法と経営学は基本的に速習講義というゴッパチ向けの講義に沿って、模試でとりあえず戦える形までもっていきました。

財務理論も同様に模試に向けて一通り論証を暗記しました。企業法は上記の通り間違った勉強をしていました。管理会計論は論証の暗記を少しだけ、監査論はほぼ手を付けていません。

 

2022年7月初 CPA模試

模試の感想はこちら

割とうまくいっていますが、管理会計論は時間を間違えてしまうという致命的なミス、企業法は勉強の仕方が間違っていたとここで気づきました。

 

実際に論文式の模試を受けたのはこの1回だけです。第1回CPA論文模試、第2回TAC論文模試の2つを問題演習用に使いました。

 

2022年7月~2022年8月

企業法を早急に手当てしながら、まんべんなく勉強していました。理論科目はとにかく論証を暗記しまくりました。答練もやりましたが、企業法以外の各科目は提出したのは1回ずつくらいでした。企業法については3回くらい提出しました。

 

2022年8月 論文式試験本番

  • 管理 第1問 素点34 偏差値63.1
  • 管理 第2問 素点22.5 偏差値73.1
  • 財務 第1問 素点51 偏差値62.3
  • 財務 第2問 素点19.5 偏差値45
  • 財務 第3問 素点41.5 偏差値63.2
  • 監査論 第1問 素点27.5 偏差値63.3
  • 監査論 第2問 素点8.5 偏差値46.5
  • 企業法 第1問 素点28 偏差値64.2
  • 企業法 第2問 素点35 偏差値69.3
  • 租税法 第1問 素点15.5 偏差値48.6
  • 租税法 第2問 素点42 偏差値62.2
  • 経営学 第1問 素点30.5 偏差値49.2
  • 経営学 第2問 素点42 偏差値72.6

 

ところどころ危ない大問はありますが、概ね予定通りに得点できました。

感想や自己採点、開示答案はこちらになります。

 

各科目の勉強法は以下になります。