東大卒無職が9か月で公認会計士試験を突破した記録

仕事を辞めて受験専念をした東大卒が6か月で公認会計士短答式、その後3か月で論文式に挑んだ記録です。

【半年で公認会計士短答式合格】全体的な勉強スケジュールと成績一覧

勉強記録はこのブログにつけていたのですが、情報が散らばってしまっているので、学習開始から短答式合格までの勉強のスケジュール、模試や答練の成績をまとめておきます。

 

勉強法などを参考にする際にはこちらの注意事項もご覧ください。

 

短答式までの勉強時間は約1800時間

私は会計士試験に臨むために2021年12月中旬に退職しています。CPA(予備校)には2021年7月末に登録はしたものの勉強する時間があまりなく、退職までに300時間弱の勉強時間でした。退職後は毎日10時間程度の勉強時間だったため、合計で約1800時間の勉強時間を確保しました。

 

~2021年12月(退職まで)

財務会計論計算の講義を半分程度、管理会計の原価計算分野の講義を半分程度視聴していました。テキストの例題を解いていました。

 

2021年12月(退職後)~2022年1月

財務会計論、管理会計論を理論、計算合わせてどちらも一通り目を通しました。監査論、企業法についても一通り目は通しました。この時点ではどの科目もほとんど定着していません。特に監査論、企業法についてはどのような内容かを確認したくらいの印象で、何も覚えられていませんでした。

 

2022年1月~2022年3月

計算はテキストの例題と答練、理論は問題集をやりこんでいました。私はテキストを何度も読む勉強が嫌いなので、どの科目も問題を解くことを中心にしていました。

また、時々過去問や模試をやっていました。勉強の方針が間違っていないかを本試験レベルの問題で確認することが目的で、点数は全く参考にならないのでここでは割愛します。学習記録には記載しているのでもし興味があればどうぞ。

 

2022年3月 CPA第1回直前答練

 

2022年3月 CPA第2回直前答練

第2回については理論科目の暗記をしっかりやって臨みました。この時点であとは財務の計算を仕上げれば大丈夫だと考えていました。

 

2022年3月~2022年4月中旬

第2回直前答練の結果から短答は大丈夫そうだと判断したため、論文式試験の勉強に切り替えました。全科目論文用問題集の通読をした後で、財務理論と企業法の論文対策をしていました。(企業法は勉強方法を間違えていたため意味がなかったが…)

 

2022年4月 CPA第3回直前答練

 

2022年4月下旬 CPA模試

模試に向けて論文対策をしつつ、短答用の理論もしっかり暗記していきました。

財務計算は細かい部分の定着ができていなかったためここから仕上げにかかりました。また、この辺りから論文対策をやめ、短答式の勉強にフォーカスしました。

 

2022年5月 CPA第4回直前答練

最後の答練ではありますが、ようやく財務計算が仕上がった感覚がありました。

 

2022年5月 他予備校の模試

判定はTAC、大原どちらもA判定でした。

クレアールとLECは一応受けたものの、受験者数がかなり少なく相対評価が参考にならない、問題の傾向がCPA、TAC、大原とかなり異なることから無視することにしました。

 

2022年5月 短答式本番

企業法 70

管理 80

監査 90

財務 140

合計 380(ボーダー365点)

 

直後の感想はこちらです。

また、各科目の詳細な勉強法と体験記は以下に記載しています。