東大卒無職が9か月で公認会計士試験を突破した記録

仕事を辞めて受験専念をした東大卒が6か月で公認会計士短答式、その後3か月で論文式に挑んだ記録です。

【半年で公認会計士短答式合格】財務会計論理論の勉強法

公認会計士試験短答式の財務会計論理論について、私が行った勉強を紹介します。

 

以下の勉強で、令和4年第2回(5月)短答式の財務理論は72点でした(9/10問)。

 

私は受験専念してたので短答式の勉強時間は半年で合計1800時間程度です。各科目の勉強時間の内訳は記録していませんが、財務計算>企業法>管理計算>監査論>財務理論>管理理論の順で勉強時間が多かった気がします。

全体的なスケジュールや成績はこちらをご覧ください。

 

なお、教材は模試以外は全てCPAのものを使用しています。

 

実際に使用した教材など

テキスト(12月~1月)1周

財務計算に一通り目を通してから財務理論の勉強を始めました。まずはテキストの重要性ABを通読しました。この時点では理解できないことがない状態にすることに努めました。

講義は基本的には視聴せず、自分でテキストを読み理解していました。計算で扱っている内容はすぐに理解できましたが、理論特有の論点で理解できない部分はかいつまんで講義を視聴し理解するようにしました。

スマコア(12月~1月)2~3周

折原先生作成の一問一答問題集です。問題数が短答対策問題集よりも少なかったため利用しました。重要性ABのみ繰り返し解いて覚えていきました。

私はテキストを何度も読むのは好きでないため、問題集を回転して覚えるようにしていました。その際、理解できていないことや気になった類似論点があれば問題集に書き込むようにしていました。(テキストに書き込みをしても、どうせテキストはあまり読まないため)

答練(1月~2月)2~3周

折原先生がガイダンスでスマコアと答練だけでも合格点を取ることが可能と説明されていたため、スマコアの次に答練をやりました。こちらも繰り返し解き、覚えるようにしました。

短答対策問題集(2月~3月、4月~5月)2~3周

財務計算の出来が芳しくなかったため、理論でビハインドを負うことができないと判断し、短答対策問題集もやりました。

まずは重要性ABを覚え、最終的には重要性Cも含めて全て覚えました。財務理論は平易というのが近年の傾向ではありましたが、難化した場合に備えて重要性Cもやっておきました。

間違えたところや必要なメモは問題集にしていました。

直前答練、模試(3月~5月)

財務理論は相当やりこんだ感覚があり、本試験レベルの問題にも問題なく対応できていました。

論文対策集(3月~4月中旬)1周

短答式合格の目処がついていたため、論文式に備えて論文対策集の暗記をしていました。財務理論は、論文式では短答式に比べて暗記量がかなり増えるので事前準備をしておきました。特に短答式に役立った感覚はありません。