東大卒無職が9か月で公認会計士試験を突破した記録

仕事を辞めて受験専念をした東大卒が6か月で公認会計士短答式、その後3か月で論文式に挑んだ記録です。

【令和4年公認会計士短答式】自己採点結果と感想

短答式本番を昨日受けてきました。今日は勉強はお休みして、家の掃除したりしてゆっくりしようと思うので本試験の結果でも適当に書きなぐって行こうと思います。

 

早速ですが自己採点の結果、、、↓

 

企業法 70

管理 80(TACの速報だと75)

監査 90

財務 140

合計 380(or 375)

 

とりあえずこの結果なら大丈夫かな?という感じです。自分の中では色々波乱があり本試験中のメンタルは相当きつかったですが、なんとかなってよかった、ほっとしたというのが正直なところです。試験後、妻とカラオケ中に自己採点をしていたのですが、試験中以上にプレッシャーを感じました。

 

以下、試験中の感想等。

 

①企業法

企業法は正直かなり失敗しました。直前答練や模試では大体8~9割はコンスタントにとれていたので、本番も85点くらいはとれるだろうと予定していましたが、70点という結果に。

普段なら20問中12問くらいが正答を確信、5問くらいが多分合ってる、3問は不明という感じなのですが、本試験では確信できたものが9問しかありませんでした。テキストで見たことあるけど思い出せないというよりは、そもそもなんだこれ?という問題が多かったです。企業法で稼ぐつもりだったので、これは厳しい。

蓋を開けたら70点。予定より15点も低かったですが、命拾いしたというところでしょうか。本来なら企業法で稼ごうと思っていたため、自己採点していた時は生きた心地がしなかったです。

 

管理会計

企業法でやばいと思ったため、管理会計は集中力MAXで挑みました。以前のように計算8問中難易度Cが4問というような極悪出題ではなかったため、計算が得意な私には有利な出題でした。結果、理論、計算共に難易度C以外は全て正解できました。TACだけが1問他の予備校と違う解答を出しているのが気になりますが、たぶんTACがミスってるんじゃないかなあと。TACの解答なら5点下がるというのはその1問分の差になります。

ところで、また正解がない問題(問2)が出てしまったようです。試験中も答えがでないのでおかしいと思いつつも、直接工賞与を直接工賃金に加算したら一応答えがでるので無理矢理その方法で計算しました。プロが作っている問題で、確認もプロが行っているはずなのに、正解なしが何度も起こるというのは奇妙ですよね。

 

③監査論

監査論は直前期に結構詰め込んだため上手くいきました。これもまた正答不明が一問あったようです。こうなると純粋な興味として、どうやって試験問題を作っているのかが非常に気になります。

あとこれは一受験者の戯言ですが、答練と本試験はかなり性質の違う問題が出ている気がします。まあ監査論のような科目では予想問題を作るのがかなり困難ですよね。日本語の読み取りの要素などもありますし。かといって過去問を優先するべきかはわかりませんが、直前答練の結果は悪くても全く問題ないです。私も最後の答練は55点しか取れなかったので。

 

財務会計

財務は易化したというのが講評でしたが、個人的な感想では計算がかなり難しかったです。理論は相当やりこんだので9問中1問ミスでいつも通り。計算は19問中7問ミス(うち連結1問ミス)。本来はあと2問くらい解けるかなと思っていたのですが、やはり本番でミスなく解き切るのは難しいです。

とはいえ、財務は7割を絶対にとると思い、そのつもりで網羅的に勉強していたので良かったです。私は財務の計算はテキストと答練、模試しかやりませんでしたが、7割以上をコンスタントに狙うとするとこれ以上の問題演習が必要な気がします。

 

⑤総括

企業法、財務があまり芳しくない結果になりましたが、管理会計、監査論に救われました。

あと一日座りっぱなしでお尻と腰が完全にやられました。慶応大学で受けたのですが、椅子が小学校にあるような木のカチカチの椅子で、財務を受けるころには腰が痛くてたまりませんでした。最後の財務計算で集中力を欠かないために、絶対にクッションは持って行ったほうがいいです。